東京なのに南国の島。小笠原父島ってどんなところ?

年中温暖な気候、透明度が高い海、イルカとの遊泳、ホエールウォッチング、手つかずの自然、そして南国の島の野菜と魚をふんだんに使った美味の料理が楽しめる小笠原の父島に12月に行ってきました!

小笠原父島の気候

小笠原の海開きは日本一が早い1月1日です。要するに、一年中泳げます! 私は12月に行きましたが、日中の気温は20-23度で半袖と半ズボンでもOKでした。水温も高く、この時期でも十分海水浴が楽しめました。朝と夕方はさすがに肌寒いので長袖が必要でした。

 

小笠原父島へのアクセス

小笠原父島は東京から約1000km離れており、小笠原丸というフェリーでしかアクセスできません。JR浜松町駅から徒歩10分弱の竹芝ターミナルから小笠原丸に乗り、片道25時間かかります。船はかなり揺れるので、酔い止めを飲むことをお勧めします。

私が行ったときは、帰りの便が天候不順で揺れがひどく、25時間何もできませんでした。持参したPC、Kindleどころか携帯を見ることもできず、ひたすら寝たままでした。普段船酔いはしないのですが、小笠原丸では酔い止めを飲んで臨んでも、ひどい船酔いを経験しました。

 

船は新しく中はとてもきれいでした。私が泊まった部屋は特2等寝台で、プライバシーは十分ありました。

行きの便はそこまで揺れなかったので船のデッキに出て、東京から三浦半島までずっと眺めていました。途中通過するのは、横浜、川崎、横須賀、三浦半島、三宅島、八丈島です。夕日が綺麗でした!

小笠原父島の歴史

小笠原はもともと無人島で、1800年代に捕鯨船できた欧米人とハワイ人が住み着いていたところを、日本政府が統治し、先住民を日本に帰化したそうです。そこから日本人が住み着きましたが、第二次世界大戦敗戦後は、アメリカの支配下になり、1968年に日本に返還されるまでは、130人ほどの欧米系島民しか帰島を許されなかったそうです。

父島から300km弱離れた硫黄島では、激しい戦いが繰り広げられ、日米合計で約25,000人が戦死しています。父島にも数多く戦争の爪痕が残っていました。

小笠原は、2011年に日本で4つしかない世界自然遺産として登録されています。過去一度も大陸つながったことがなく、独自の進化を遂げた植物、昆虫類、貝類が多数生息しています。

下の写真はオカヤドカリです。かなりでかくて、散歩中に見つけた時にはびっくりしました!鮮やかな色ですねー。

 

小笠原父島でのケジュール

父島では、市街地の散策、島一周のドライブツアー、海のツアー、山のツアー(ハートロック)、ナイトツアーを楽しんできました! スケジュールは以下の通りでした。

    • 1日目(半日):市街地散策&島一周ドライブツアー
    • 2日目(一日):海のツアー&ナイトツアー
    • 3日目(一日):ハートロックツアー
    • 4日目(半日):市街地散策&大村海岸でまったり

 

小笠原父島の市街地の散策

市街地の散策は、小笠原父島の市街地である大村海岸から二見港にかけて歩いて10分ほどです。島にある2つのスーパー、レストラン、観光案内所、ツアー会社が立ち並んでいます。ペリー来航記念碑もあります。

市街地にある大村海岸でさえ透明度が高くシュノーケリングができました!白浜には透き通った天然の石がいくつも転がっていました。石を本土に持ち帰ることが違法だと勘違いしており、一つも持って帰らなかったことを悔やんでいます。。。

白浜と海のブルーのコントラストがとてもきれいでした!

12月には、以下のように夜になるとクリスマスツリーのライトアップがされていました。音楽の演奏もあって多くの島民が集っていました。まさに南国のクリスマス!

小笠原父島の海のボートツアー

ボートツアーでは、シュノーケリング、ドルフィンスイム、ホエールウォッチングが堪能できました。幸いにも私が参加したツアーでは、8時間の間に20回ほどイルカを見つけることができ、うち10回イルカと一緒に泳ぎ、クジラは3回尾びれを見ることができ、そして熱帯魚が密集している兄島で1時間ほどシュノーケリングを楽しみ、大満足の内容でした!

ツアー参加前は、それほどイルカに興味がありませんでしたが、一緒に泳いだ際に、イルカは優しく、知性の高い動物ということが実感でき、一気に好きになりました! 優しい目をしていました。それに、私の周りを泳いでくれて、まさにシンクロナイズスイミング状態でした! 至近距離だったので、イルカの鳴き声も聞くことができました! 

小笠原はドルフィンスイムが楽しめる世界有数のスポットだそうです。そんな場所で人生初のドルフィンスイムを体験でき、貴重な経験になりました。

シュノーケリングでは、人生で初めてサメをまじかでみることができました!1メートルほどのネムリブカという種類のサメで、おとなしい性格なので危険は伴いませんでした。残念ながら興奮していて写真を撮り忘れてしまいました。。。私は見れませんでしたが、小笠原はシロワニを見れる有数のスポットでもあるようです。

サンゴがとても元気で、熱帯魚の密集度がすごかったです。

ツアーは、サイトシーイングも楽しめ、ジニービーチ、ハートロック、第二次世界大戦中に攻撃を受けて座礁した濱江丸、南島、兄島を見ることができました!

左はジニービーチで、右がハートロック。色も形もハートですね!

以下が濱江丸です。水の中なので見えないですが、全長120メートルもある大きな船のようです!

以下が南島です。あいにく上陸できなかったのですが、中に入るともっときれいだそうです。それと1000年以上前に絶命したヒロベソカタマイマイというカタツムリの化石も見れるとか。

小笠原父島のハートロックツアー

山のツアーでは、小笠原固有の植物を見つけ、戦争の爪痕を観察し、山頂にあるハートロックからの絶景の眺めを堪能することができました。山といっても標高は300メートルほどですが、道も舗装されておらず、まさに手つかずの自然状態で、スリル満点でした!

左は竹でしょうか。右はタコの木という足がたくさんある木です。実がなりますが、硬くて人間向けではないそうです。小笠原オオコウモリがこれを食べるとか。

ハートロックの頂上からは、どこまでも続く水平線と、南国の島らしい土、緑、海の色コンビネーションを楽しみました。映画ジュラシックパークのシーンに使われそうな背景がたくさんありました。

かなり傾斜があるがけですね。ここから落ちたら戻ってこれないですね。。

 

小笠原父島の夜のナイトツアー

夜のナイトツアーでは、小笠原唯一の固有哺乳類である小笠原オオコウモリの観察、暗闇の中、緑色に光るキノコのグリーンペペ、そして星観察をしに行きました。

オオコウモリが果実を捕食する姿を見ることはできましたが、残念ながらグリーンペペは見当たりませんでした。何より印象的だったのが、夜空にいっぱいの星でした。30分ほど見上げた星空で、流れ星を10個も観察することができ、自分が人生でみたことがある流れ星の数を30分で超えてしました!

 

小笠原父島の食事

島でとれるパパイヤ、しかくまめ、あまながとうがらし、はるたま、つるむらさきのてんぷらに、ウミガメの刺身、ウミガメの卵、さわら、カッポレ、あかはた、ひめだい、おご、メバチマグロを食べました。

どの料理も魚の量が多く、高たんぱく低カロリーの食事でした。ウミガメを食べるのはかなり抵抗がありましたが(下の右の写真の赤い肉がウミガメです)、料理として出てきたので、食べるしかありませんでした。刺身は馬刺しと同じ生臭い匂いと食感で、私は苦手でした。ウミガメ卵は、黄身の割合が高く、濃厚な味でした(左に写真にある2つの小さい卵です)。

元々、小笠原では先住民がウミガメを養殖して、捕鯨船に売って商売をしていたようです。現在は、父島と母島合わせて年間200匹前後しか食用として捕獲してはならない決まりがあるそうです。島には、海洋センターという孵化した際に海に戻れなかった子亀や、怪我をしてしまって自然では生き延びられないカメを育成しており、ウミガメの保護活動に積極的です。小笠原はアオウミガメの日本最大の繁殖地だそうです。

肉食系のアカウミガメは迫力満点でした! だいぶ顎がごついです。体重は優に100キロを超えるとのこと。

 

小笠原恒例のお見送り

恒例のお見送りです。最後はみんな海に飛び込んでくれるパフォーマンス付きです!ここまでは最高のバケーションだったのですが、この帰りの便でひどい船酔いを経験するはめに。。。

 

小笠原父島でリモートワーク

バケーションのみならず、リモートワークをするにも最適な環境だと思います。私が泊まったペンションのインターネット環境はしっかりしており、十分リモートワークができました! それに、島の人が住んでいる大村エリアでは、都内と変わらない携帯通信環境で普通に4Gが使えました。ソフトバンク、ドコモ、AUのどのキャリアでも通信可能だそうです。それもそのはず、父島には東京から海底光ケーブルが敷設されているようです。

また、二見港待合所や小笠原ビジターセンターではフリーWIFIも使えました!

ネットっ環境も整っており、車や電車の騒音が一切ないため、常に静かで、仕事や勉強に集中できる環境でした。ビーチで波の音を聞きながら仕事をしたり、トロピカルな植物に囲まれた環境で仕事ができるので、仕事しながらストレス解消ができますね!

泊まったペンションは以下のとおりで静かでリラックスできる環境でした。

船酔いしない方は、バケーションでもリモートワークでも是非とも小笠原父島に行って大自然に触れてきてください!小笠原父島移住情報に関してはこちら