40年間コーヒー代を投資すれば沖縄移住の生活資金が貯まる!?

ついついスタバに行ってスターバックスラテを頼んでしまう癖があるのですが、毎日のコーヒー代を節約&投資していたらどうなるか気になり計算してみましたので共有させて頂きます!

コーヒー代の節約&投資は、既にアメリカでは広まっている概念でして、この記事を見てまたかよ!?と思う方は多いかもしれませんが(何度もすみません。)、今回は、コーヒー代、投資リターン%、投資年数のパターンを複数掛け合わせて計算しているのでご自身の状況によりフィットしたスタイルを選べるのと、沖縄生活で必要な資金が貯まるかという観点からも見てみます!

タイトルで期待させ過ぎてしまったかもしれないので先に申し上げておくと、25歳から40年間毎日 600円のコーヒー代を7%リターンで投資すれば、25年間分の沖縄生活資金を築ける計算になりました!(それより長生きしちゃったらごめんなさい!)。40年の投資はちょっとハードルが高いですかね。。。

 

いくら貯まるか:節約だけで投資しないケース

縦軸はコーヒー代で横軸が投資年数です。コーヒー代は、コンビニで買える100円くらいのコーヒーから、スタバにある600円くらいするデラックスなコーヒーまでバリエーションを持たせました。

さすがに一日数百円のレベルなので、ある程度続けないと貯まりません。。そのため、節約期間も5年から40年のレンジにしております。

上の表の読み方を説明すると、100円のコンビニコーヒーの場合は、5年で18万円、40年で144万円になります。リタイアするのに必要な資金には到底届かないですね。。。

一方で、600円のスタバフラペチーノの場合は、純粋に6倍の貯金になります。5年で108万円、40年で864万円!ここまでくると、だいぶ老後資金として頼れますが、この先40年後って生きているかどうか。。正直私自身はあまりイメージがわかないです(笑)。

私自身は35歳で、45歳でのアーリーリタイアを目指しているので、10年の期間となると、600円のスタバフラペチーノで216万円の貯金です。次は、3%のリターンで投資運用したらどうなるか見てみます!

 

いくら貯まるか:節約&投資リターン@3%

600円を10年間投資すると、252万円ですね! 3%リターンの方が、先述の節約するだけのケースよりも252-216=36万円多く貯まりましたね!

3%って現実的なの?と言われてしまうと、株式市場は乱高下するので、何とも言えませんが、アメリカS&P500インデックスに10年以上の期間投資していた場合のワーストケースでも3%弱のリターンがありました!

過去のS&P500インデックスのリターンについてはこちら

今度は5%で運用したケースを見てみましょう!

 

いくら貯まるか:節約&投資リターン@5%

600円を10年間投資すると、280万円ですね! 5%リターンの方が、先述の貯金するだけのケースよりも280-216=64万円多く貯まりました!

5%は大体米国株式投資のリターンの目安として使われることが多いです。有名投資家のWarren Buffetさんが2013年に6%のリターンを期待できると言っていたので、それよりかは保守的な数字です。

最後に7%で運用したケースを見てみましょう!

 

いくら貯まるか:節約&投資リターン@7%

600円を10年間投資すると、312万円ですね! 7%リターンの方が、先述の貯金するだけのケースよりも312-216=96万円多く貯まりました!ちなみに600円を40年間投資し続けると4,725万円にもなりますね!これこそ老後生活資金です!

7%は少し強気の見積もりかもしれませんが、実現できない数字ではありません! もしアメリカS&P500インデックスに10年以上の期間投資していた場合のベストケースだと16%弱のリターンでした(記事はこちら)。ワーストケースが3%だったので、ベストケースの16%との間を取っても約10%あります。過去事例を見る限り可能な数字ですね!

次にどれだけの老後生活資金が必要か、年齢別、月当たりの支出別にみてみましょう!

生活資金毎月いくら使えるか:投資しないで取り崩すケース

必要な生活資金を、縦軸の月当たりの支出別(10万円から40万円)、横軸のリタイア時の年齢別(40歳から65歳)で計算しております。リタイア後には、投資をせず、生活資金を毎月90歳まで取り崩す想定のケースです。

私の場合、10年後の45歳でリタイアしたいので、45歳の列を見てみるとの支出が10万円でさえ、老後資金5,400万円が必要になります。。コーヒー代を10年投資したところで全く足しにならないですね(笑)

実際には、月の支出が20万円くらいかかりそうなので、その場合は1億800万円必要です。。。だいぶハードルが高いです(笑) 

調べたところ、沖縄での生活も2人以上の世帯で月20万円かかるようです。

このままでは全く到達できないので、リタイア後も投資を続けるケースを計算してみました!

 

生活資金毎月いくら使えるか:投資しながら取り崩すケース@2%

生活資金を2%で運用しながら取り崩した場合、10年後の45歳でリタイア&毎月10万の支出だと、生活資金は3,565万円に圧縮されます。投資せずに取り崩したケースの5,400万円から、約2,000万円も下がりましたね!

同時に、毎月20万の支出を可能にするために必要な資金は、1億800万円から7,129万円に約3,500万円も圧縮されました!

資金を毎月一定額取り崩しながらの投資なのですが、45歳から90歳までの45年間という長期間に渡って投資することで、複利の恩恵を得られるのですね! 2%の運用とはいえ、効果は抜群です!

 

沖縄でのリタイア生活に必要なコーヒー代投資とは!?

沖縄での生活費は2人以上の世帯で平均20万円です。生活資金を2%リターンで投資しながら取り崩すケースだと、65歳でリタイアするには4,726万円が必要な生活資金になります。

その4,726万円を貯めるために必要なコーヒー代投資とは一体!?

節約&投資@7%リターンの表を使うと、600円のコーヒー代を40年間 毎日7%リターンで投資することで4,725万円貯まることがわかりました。沖縄生活に必要な老後資金とドンピシャ! 

90歳で死ぬときには1万円借金して死ぬ計算です(笑)。綺麗に使い切って気持ち良いですね!

 

最後に

コーヒー代を毎日節約&投資した場合だと、40年という超長期にわたって継続しないと、リタイアに必要な資金を捻出することは難しいことがわかりました。しかも7%という高リターンでないといけません。

20代の方で今後40年間にわたり根気よく投資を続けられる方は、是非ともトライして頂きたいですが、リタイアまでそんなに時間がない方はコーヒー代だけに限らず、もっと投資しましょう笑! 

 

 

 

 

 

 

アーリーリタイアするために必要な投資額とは?

前回の記事では、米国株式S&P500に投資して老後資金3,000万円を得るには、各年齢ごとにいくら一括投資しなければならないかシミュレーションしました(前の記事はこちら)。

今回は、一定金額を毎月継続して投資した場合、何年後にいくらになるかをシミュレーションしてみました。目指すアーリーリタイアの年齢までに十分な資金を貯められるかのご判断に使って頂ければと思います!今回も前回と同じ5%の株式投資リターンを使っています。

 

定額投資でいくら貯まるか:投資運用@5%

 

以下のグラフは毎月の投資金額(縦軸)と、投資期間年数(横軸)ごとにいくらの資金を築けるかをシミュレーションしております。@5%リターンです。

ケース①:もし毎月3万円を今後40年間にかけて投資するのであれば、4,578万円になります。塵も積もれば山となると思いきや、投資原資は1,440万円だけです(3万円*12か月*40年=1,440万円)。その差額の3,138万円は純粋に投資効果によるものです。恐るべし投資効果。。

ケース②:もし投資期間を半分の20年にして、同じ4,000万以上の老後資金を築き上げるには、毎月いくら投資しなければならないのでしょうか。ぴったり同じではありませんが、毎月10万円の投資を20年間した場合、4,110万円になりますね。

この場合、投資原資は2,400万円になるため(10万円*12か月*20年=2,400万円)、差額の1,710万円が投資効果になります。ケース①と比較すると劣りますが、それでもありがたいですねー。

ケース①は1,440万円の原資で4,578万円。原資の3.18倍になっています。ケース②は、2,400万円の原資で4,110万円。原資の1.71倍です。ケース①はケース②よりも1,000万円近く少ない原資の捻出で、約450万円多い老後資産を築き上げられております。

このように、より少ない原資でもより長い期間投資することで、より多くの老後資金を築き上げることができるのですね!

ちなみに、私は30歳で貯金ゼロから米国株式投資を始めました。。もし20歳から始めていたらいくらになっていたのだろうといつもシミュレーションをしては悔しがっています(笑)。過去に戻れないことは知っているのですが、ついついくせで辞められません。。。

このような不毛な幻想にふけずにすむよう、早めに投資を始めることをお勧めいたします!

 

何歳でリタイアできるか:老後資金取り崩し&投資なし

 

では、この4,000万円以上の老後資金があれば、一体何歳でリタイアして、リタイア後に毎月いくら使えるのでしょうか!?

以下がリタイア年齢(横軸)とリタイア後(縦軸)にかかる毎月の支出をベースに必要な資金をまとめた表です。リタイア後は90歳まで生きるとし、リタイア時に株式投資はやめて老後資金を取り崩す前提です。

もし55歳でリタイア予定で、リタイア後は90歳で死ぬまで毎月10万円の生活費が想定されるのであれば、4,200万円の資金が必要になります。1) 家のローンが完済しており、2)年金ももらえるのなら十分な金額なのかもしれませんが、1)+2)の前提がなければ、都会で暮らすのは難しい水準ですね。

 

何歳でリタイアできるか:老後資金取り崩し&投資運用@2%

 

では、リタイア後も毎月一定額を取り崩しながら、残りの老後資金を投資運用することで減少ペースを抑えたらどうなるのでしょうか。投資スタイルはアグレッシブなリターン狙いの投資(5%)から、資産を守る保守的なスタイルに切り替え、2%リターンで計算しております。

先ほどのケースと同じ55歳のリタイアで月の出費が10万円の場合、必要な老後資金は3,024万円になり、4,200万円から大幅に減りました!

たったの2%のリターンと思いきや、長期に渡るとかなりのインパクトですね。リタイア後も資産取り崩しながら保守的な投資を続けることが大切ですね!

むしろ、4,000万円以上の資金があれば、同じ55歳のリタイアで出費を15万円まで増やすことができますね。一か月プラス5万円の差はありがたいですね!

次に、FIREという十分な老後資金を貯め、その投資収益だけで生計を立てる方法を紹介します!

 

投資収益だけで生計を立てるFIRE方式

 

最近欧米で特に若い人の間で注目されているFIREというライフスタイルがあります。FIREはFinancial Independence and Retire Earlyの略で、できる限り早くリタイアして、仕事に拘束されない自由な人生を実現するというコンセプトです。

FIREでは、1年間の生活費の25倍の資金を最速で貯めて、その資金を投資運用することで取り崩しなしの生活を実現することを推奨しています。要するに1/25=4%の投資リターンでリタイア後も投資運用をするということですね。そうすることで、毎年必要な生活費と同等の投資収益をあげられるので持続可能ということです。

もし一年間の生活費が300万円かかっている方なら、貯めなければならない資金は300万円×25=7,500万円になります。以下に5%投資リターンのグラフを再掲載しました。7,500万円を貯めるには、毎月5万円の投資の場合、40年間続けないと到達しないですね。。ちょっと先が長い。。。

 

まとめ

 

  • 毎月3万円を5%リターンで運用することで、40年後には4,578万円になる。一方で、毎月10万円を5%リターンで20年運用しても、4,110万円にしかならない。
  • 上記の例のように、より少ない原資でもより長い期間投資することで、より多くの資産を築き上げることができる。
  • 55歳にリタイアし、リタイア後に毎月10万円使う場合、4,200万円の老後資金が必要になるが、もしリタイア後に2%リターンで資金運用をしたら、ほぼ同じ老後資金で毎月15万円使えるようになる。
  • たった2%のリターンでも、リタイア後も資産運用続けることで、可処分所得が大幅に増える。
  • 年間生活費の25倍の資金を貯めることができれば、資金の取り崩しなしで、投資収益のみでリタイア後の生活が送れるとFIREは推奨している。

もし条件を変えてシミュレーションをしたい場合はこちらからご連絡ください!各条件をカスタマイズできるエクセルを差し上げます!

 

S&P500株式に投資すれば何%のリターンが期待できるか?

上がるのを傍観するばかりで、なかなか手を出せていない米国株式投資。特に買うタイミングを見計らうのは難しい判断ですよね。

今回は、米国S&P500 (時価総額の大きい米国企業の株価指数)の過去実績を用いて、1) 底値で買ったケースと2) 高値で買ったケースで投資リターンを算出してみました。その上で、老後資金3,000万を貯めるのに必要な投資額を各年齢別にシミュレーションしました(あくまでも過去実績に基づいたシミュレーションです。投資は自己責任でお願いいたします)

 

S&P500にいつ投資すべきか

    皆さんが一番恐れるのは、株投資を始めてすぐにリーマンショックやコロナショック級の株価暴落に見舞われることですよね。

    結論は、10年以上投資する前提だと、いつ株を買い始めても儲かっていたということです。株は下がる局面もありましたが、長期的には上昇してきました。

    下のグラフはS&P500の価格を各5つのポイントで拾ってきております。Worst CaseとBest Caseのリターンがどうだったかを見ていきましょう。

      1. リーマンショック前の高値 (2007 Oct 9: 1,565)
      2. リーマンショック時の底値 (2009 Mar9: 677)
      3. 直近の高値(2020 Feb19: 3,394)
      4. コロナショックでの底値(2020 Mar23: 2,192)
      5. 現在の水準 (2020 Apr 9: 2,790)

    (Data Source:Macrotrends S&P500 10yr daily chart)

    Worst Case: ①のリーマンショック前の高値の1,565で買ってしまい、④のコロナショックの底値(2020/4/12時点の底値)の2,192で売ったしまった場合。1,565で買って早々に②のリーマンショックの底値の677まで下がり、再び1,565に戻ったのが6年後の2013年。しかし、そこから順調に伸びてプラスに転じております!

    約13年間で1.4倍。年平均リターン +2.6%

    Best Case: ②のリーマンショックの底値の677で運良く買え、③の高値の3,394で売れた場合。正に夢のような投資。

    約11年間で5倍。年平均リターン +15.8%

    ということで、10年以上の投資スパンでみると、最悪で年間+2.6%、最高で年間+15.8%のリターンが期待できたのですね!明らかに何もせず放置しておくよりかはベターだと言えますね。

    もちろん理想は、底値で一気に投資できる資金をつぎ込むことですが。。しかし、これは容易ではないです。私もリーマンショックの時はビビッて買えず、コロナショック時には早まって買ってしまったという苦い経験があります(笑)。株価が下落している局面ではもっと下がる、上昇している局面ではもっと上がると思っちゃいがちで、いつも失敗の繰り返しです。しかし、10年以上の長期スパンで見ると、当時高く買ってしまうことよりも、買わなかったことの方が損になるのです。

    どんな腕利きの投資家でも、底値と高値をぴったり予測することは難しいのが現状です。実際に、あの著名投資家のWarren Buffetさんも、2020年2月末にDelta株を46ドルで50億円分買っておりますが、Delta株は4月10日時点で24ドルで推移しており、半分の価格になってしまっております。。

     

    S&P500にどの程度の金額を投資すべきか

    感の悪い私は、いつ買うかのタイミングを見極めることを諦め、毎月給料から一定額を投資に回すよう心掛けています。失業したときのため、1年間分の生活費は銀行口座に持っておりますが、残りはすべて株式投資に回しています。

    XX歳までにYY万円貯めてアーリーリタイアしたい!と具体的にゴールを持っている方も多いと思うので、投資対効果を以下の表にまとめました。年平均リターン (Return%) ごとに、5年ー40年後(Yrs) に投資が原資の何倍になるかを表しています。

    例えば、1%のリターンで5年投資した場合は、原資が1.05倍になります。一方で12%のリターンで40年投資した場合は、なんと93.05倍にも跳ね上がります!驚異的な数字ですね。

    今後どのリターン%で米国株が上昇するかを予測するのは不可能です。代わりに一つ良い目安になるのが、Warren Buffet氏のコメントです。彼は、米国経済の実質GDP成長率が3%、インフレが2%、それに加えて株配当の1%を合計した6%が恐らく米国株式のリターンとして期待できる数字ではないかと2013年に仰っております。

    2013年から比較すると、既にS&P500も急上昇していますし、また、その時よりアメリカの経済成長のスピードが減速しているので(コロナ有無に関わらず)、6%ではなく、4-5%で計算するのがよりコンサバで良いかもしれません。

    では、早速5%のリターンを使って試算してみましょう! 5%のリターンで1,000万円を投資したとすると、今から40年後には7.04倍の7,040万円になります。一回目の投資から10年後に、更に1,000万円を追加投資すると、その30年後(今から40年後)には5.52倍の5,520万円になります。つまり、合計2,000万円の原資が30-40年かけて12,560万円(7,040+5,520)にまで増えます。5%といえど、恐ろしい威力ですね!

     

    老後資金を得るにはいついくら投資すればよいか

    麻生太郎金融相が65歳でリタイアした夫婦が、30年間老後生活をおくるには、年金と退職金とは別に2,000-3,000万円の資金が必要と宣言して話題になったことがありましたね。

    では、その上限の3,000万円を65歳で貯めるためには、いついくらを投資すべきかを試算してみましょう!以下の表は、5%のリターンで投資運用を開始した各年齢 (Age) と、各年齢で3,000万円を貯めるのに必要な原資 (Principle) を表しています。

    25歳であれば、原資はなんと426万円ですむんですね!400万円以上の貯金をそのまま株に投資できるほど余裕がある25歳の方は少ないと思うので、35歳で老後に向けた貯えを準備したケースを見てみると、それでも694万円ですむようです。一方で、50歳で始めた場合は、3000万円の約半分に当たる1,443万円が必要になりますね。

    早く投資を始めれば始めるほど少ない原資ですむので、できるだけ早くから始めることをお勧めします!

    毎月いくら投資をすれば何歳でリタイアできるかはこちら

     

    S&P500のどの銘柄に投資すべきか

    上記のリターンについての例は、どちらも株式市場全体の過去トレンドであって、個別銘柄のトレンドではありません。株式市場はいくつも個別銘柄から構成されており、全体のトレンド以上に上がっている株も下がっている株も存在します。

    私は株価収益率や今後のビジネスの成長性を鑑みて、テック系の株を買っていますが(テック系株の分析はこちら)、個別銘柄がわからない人はS&P500に連動する投資成果が得られるインデックスファンドを買うこともできます。インデックスファンド投資のメリットは、大きくわけて、1) 広域な分散投資が可能、2)株の勉強に時間をかけなくてよいの2点になります。

     

    S&P500への投資戦略のまとめ

    簡単に上記の内容をまとめさせていただきますね。

    •  株投資は買う/売るベストタイミングを見計らうことは、困難。プロでも完ぺきなタイミングでは買えないことが多い。
    • S&P500の過去実績を見る限り、10年以上の長期投資であれば、買うタイミングと売るタイミングが悪くても、リターンはプラスに転じている。
    • 早く投資すればするほど、老後資金は貯めやすい。5%のリターン想定だと、3,000万円を貯めるために、25歳だと426万円の投資ですむ計算だが、50歳だと1,443万円必要になる。
    •  どの個別銘柄を買ってよいかわからなくても、S&P500のインデックスファンドに投資する選択肢がある。